化繊アレルギー持ちにとって「私の身体って面倒くさい!」と感じること、ありませんか?
実はこの記事では、1年に1回、避けて通れない「健康診断」の話が書かれています。
なぜなら、健康診断でまず着替える「検査服」から「スリッパ」…化繊アレルギーにとって「受難」なものばかりだからです。
化繊アレルギーの人も、そうでない人も、何気ない「健康診断」の一コマでも、「アレルギー持ちにとっては死活問題」である事実を、知ってもらえたらな~、と思います。
健康診断=事前準備は誰でもすることですが…
よく「健康診断があるから節制しないといけない」と、急にジムに通いだしたり飲み会を断ったりする…なんてことを聞きます。
私も健康診断前に「節制」します。それは「着る服」と「いつも以上に肌を保護する」ことです。
健康診断の「検査着」といえば「ポリエルテル素材」。スリッパは使い捨ての「不織布」。
寒い時期には「ひざ掛け」や「ガウン」の貸し出しがありますが、「ポリエステル」や「アクリル」がほとんど。
一度「当日配慮して欲しいこと」を書く欄に「化繊アレルギーなので、検査着を綿にして欲しい」と、入院用のパジャマにかえてもらったことがありました。
でも、ちょうど「冬」だったので「寒い~」と「恥ずかし~」
それからというものの、「ポリエステル素材」を「半日身に着ける」ための対策として、一週間前から「準備」が必要になったのです。
普段以上に肌を「バリア」して、半日の検査着(化繊)に耐える準備を行います。
健康診断「当日」の配慮事項
万全の「肌」にして、検査着(化繊)とスリッパ(不織布)に備えますが、当日も「難関」が待ち受けています。
それは「血液検査」
血液を採る時「消毒しても大丈夫ですか?」と聞かれますが、ここはクリア。
「じゃあ、効き腕でない方を出してください」という時、私の場合「両腕」を出します。
特に冬場だと、血管が浮き出ないのでいつも以上に採血がしずらいのです。
採血の時のやりとりは「こんな感じ」
重度のアレルギー患者は入院できるのか?
ふと考えることがあります。
今まで(赤ちゃんだった頃を除く)2回ほど入院した経験がありましたが、いずれもそれほど過敏ではありませんでした。
40代。色々なアレルギーを抱えるようになった今、果たして事故にあったら?大きな病気になったら?
と不安になる時があります。実際にアレルギーで悩んでいる人は、もっともっと多いのかもしれません。
まとめ
重度の化学物質アレルギーになって、生活もままならない人も。そうなったら、病院だけではなく、生活のありとあらゆる場面で、自分の身は自分で守る必要が出てきます。
病院の健康診断だけでも、アレルギー患者にとって「冒険のような一日」なのです。