近年、日本のあちこちで災害が発生しています。地震、豪雨、火事etc…
災害時に良く目にするのが「救援物資」ですが、被災地の声を聞くと「アレルギー対策のモノが少ない」ということ。
そうなると我々アレルギー持ちは「自分の身は自分で守る」必要があります。
でも「何を用意していいのか分からない」「緊急にアレルギー用品が持ち出せるのか?」という疑問があると思います。
実はこの記事で紹介するのは、実際に被災地で起きた「アレルギー患者」の経験と、それに対応した団体のことについて
書かれています。
それこそ「自分の身は自分で守る」ことも危うくなりますよね。
この記事を読み終えることで「万が一」「自分の身を守るものがない」時に、被災地でどのメーカーのものを確保すると良いのか?
あるいはSNSなどで呼びかけると良いのか?など、アレルギー持ちにとって役立つ情報があると思います。
日本の災害と防災用品の進化
日本では近年、地震や水害などの災害が相次いでいます。
なるほど🤔あちこち行く人に
とっては、リストは非常に有効
ですね#防災の日 https://t.co/SKQte56719— @マチパー (@11kagen_blog) September 1, 2018
自然災害はなかなか予測できないものですが、日ごろから家庭や職場などで「万が一の備え」をしておく必要があります。
避難所生活も、最近はプライベート空間が仕切られたり、段ボールで作った「簡易ベット」もあったりして
と、テレビやネットで見るたびに思います。
災害=支援物資が被災地に届くけれど…
災害が起きた時、まず自衛隊消防隊、社会福祉協議会や行政職員といった、公共機関の方々が真っ先に災害活動や救護活動に動き始めます。
被災地に住んでいない人達は「なんとか支援の手を届けたい」と、義援金や食料品や飲み物、衣服やオムツ、生理用品などの生活消耗品の寄付をすることもあります。
様々なアレルギーを持っている人たちにとっては、食料品は「安心して食べれないもの」も含まれているかもしれません。
衣服やオムツ、生理用品は「化学繊維」や「化学物質」でできていることが多いのでNGです。
また、災害用に「毛布」の用意がありますが、これらはまず「アクリル」素材。
そうなると
可能性が非常に高くなります。
日本アトピー協会が「災害でも安心して着れる下着」を救援物資に
【被災地のアトピー性皮膚炎の人たちへ】
大阪市のNPO法人「日本アトピー協会」が、肌に優しい支援物資を提供すると呼びかけています。
送るものは、保湿剤や肌への刺激が少ない石けん類、肌着、タオルなどで、申し込みをすれば避難所であっても送付されます。https://t.co/Z8YSxvdR8D— 地震・ニュース速報@Yahoo!ニュース (@YahooTopicsEdit) September 12, 2018
2011年に起きた東日本大震災の時に、「日本アトピー協会」が被災したアレルギー患者に向け、肌に優しい支援物資を被災地に送った話がありました。
具体的には
「日用品レスキューパック」
水ふきシート、綿100%の下着、アレルギー対応粉ミルク、花粉症患者向けの保湿成分配合のマスクやテッシュケース、洗顔せっけんや日焼け止めクリーム、アレルギー対応粉ミルクなど
と呼ばれ、企業の寄付や支援の元、被災されたアレルギー患者たちに贈られました。
防災の準備に「アレルギー対策」を忘れすに!
災害は「いつ何時」起こるか分かりません。アレルギー患者は特に「自分の身は自分で守る」ことが大前提だと思います。
なので、いつでもどこでも緊急時に備えた対策を…と思っています。
アレルギー患者にとって「自分の身を守るもの」は死活問題です。アレルギー薬はモチロンのこと、下着などの日用品や、自分がホッとできるグッズなど、日ごろから持ち歩くと良いでしょう。