子宮筋腫が急成長していると健康診断で指摘され、再検査。
医者から生理を半年止め、筋腫を小さくする治療法もあるよと言われましたが
と、「一発KO」となる子宮全摘開腹手術を受けることを決意した私。
この記事では、化学繊維アレルギーや喘息、花粉症など様々なアレルギーを抱える
私が、入院し手術を受け回復する過程について書かれています。
40代の2人に1人が持っていると言われている子宮筋腫。
この記事を読み終えることで、アレルギーを抱えながら手術や治療に臨む人の
参考になればうれしいです。
子宮全摘開腹施術、無事終了するものの…重装備と痛みに寝付けず
2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大が言われる中での
入院、子宮全摘手術が行われました。
手術は13時半から準備に入り、背中の点滴を入れたあと全身麻酔で始まり
予定通り1時間半で終了しました(らしい)。
手術を受けた日は朝までナースステーション横のHCUで過ごします。
血栓予防のポンプを足首に巻き弾圧ストッキングで加圧器して一晩中揉まれて過ごします。
化学繊維アレルギーの場合、弾圧ストッキングはポリエルテル配合のためNG。
変わりにネット通販で取り寄せた綿100%の「昔ながらの」包帯を看護師さんに
巻いてもらいました。
入院グッズの中でも、大きな割合を
占めているのが医療品。包帯はエコノミー症候群予防に。
腹筋のリハビリキットも幅を
利かしています。 pic.twitter.com/t1wV5qKh6N— マチパー (@11kagen_blog) April 26, 2020
そして左腕には血圧計、右腕には点滴とパルスオキシメーター。
酸素マスク、カテーテルと心電図をあて、まるで重症患者そのものでした。
そんな重装備で寝付けるわけもなく、その日は痛み止めと眠くなる点滴を
打ってもらい、眠りにつきました。
子宮全摘開腹施術、無事終了するものの…翌日思いもよらぬことに
翌日の朝、先生が回診にきてくれて心電図と人工呼吸器をとってくれました。
と、背中の麻酔をチューっと入れてくれました。
起き上がろうとした途端、右足に麻痺が…
立ち上がろうとしたらふらふらと、看護師さんに支えられないと
立てない状態になっていました。
ふらつきがひどいので部屋に戻ることができず…
昼ご飯(重湯)のあと、なんとか(戻りたい根性で)歩けたので
カテーテルを外され、無事ベットごと部屋に移動しました。
しかし部屋に無事戻ったのもつかの間。今度は急に寒気がして、
熱を測ったら39度超え。全く動くことができず
アイスノンで頭や脇を冷やされてました。
カテーテルが外れたので、トイレに行く必要があるのですが、右足の麻痺があり
立ち上がることもできず、看護師さんがポータブルトイレを持ってきてくれました。
子宮全摘手術に限らず、開腹手術後は色々あるのだと痛感する
いくら手術の翌日でからとはいえ、看護師さんがいないと
今の自分は何もできない情けなさを感じつつ、介護を受ける側の気持ちを体験できたのは
幸い夜になる頃には微熱になり、麻酔を増量しなければ右足もなんとか
動かすことができたので、トイレにも自力で行けるようになりました。
手術終了✨
術後は元気でしたが、昼から熱が
39度になり、背中の麻酔が原因で
右足に麻痺が💦結局ICU出たのは夕方、ポータブル
トイレのお世話になり、やっと立ち
上がれるようになりました。おばあちゃんみたいな歩きだけど
歩けるって幸せ✨ pic.twitter.com/Zzp5LHfjil— マチパー (@11kagen_blog) April 29, 2020
手術後、お腹の痛みがどれくらいかという不安はありましたが
まさか熱と麻痺に悩まされることになるとは…